【独学】芸術大卒 IT初心者のAI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals 合格体験記【AI-900勉強法】

資格

こんにちは。せりざわさんです。
今回、AI-900(Microsoft Azure AI Fundamentals)に合格しましたので、合格までの道のりを書いていこうと思います。

これから受験をする予定の方、興味のある方の参考になると幸いです。

ちなみに、合格するとサイトの横にも貼ってある、バッチや証明書なんかがもらえます。
(※証明書は名前とかIDとかいろいろ書いてあるのでここには掲載しませんが…笑)

私が他に取得した資格も合わせて置いておきます。

そもそもAI-900って何?

現在では、ChatGPTなどで更に注目が集まっているAIではありますが
そのAIの中でも「Microsoft Azure」のAI機能にスポットを当てた資格試験です。

「Microsoft Azure」のと言ったように、AI機能のみならず、Microsoft Azureのサービス内容とAIの基礎が組み合わさった試験となっております。

試験の構成は下記となってます。

・人工知能とワークロードの考慮事項について説明する(20-25%)
・Azureでの機械学習の基本原則について説明する(25-30%)
・AzureのComputerVisionワークロードの機能について説明する(15-20%)
・Azureでの自然言語処理(NLP)ワークロードの機能について説明する(25-30%)
(2023年5月4日現在)

いろいろ書いてありますが、実際は1つ1つの範囲は全く広くなく似たような問題が多いので、そんなに身構えるようなものではありません。

ただ、ここ最近のAIの盛り上がりや開発競争を見ていると、試験範囲の変更頻度は高くなるのではないか?とも思ったり。

試験の詳細に関しては、Microsoftの公式ページをご確認ください。
試験 AI-900 : Microsoft Azure AI の基礎

AI-900の難易度

AI-900の正規名称は【Microsoft Azure AI Fundamentals】と言います。

【Azure AI】の資格というのは既にわかっているとは思いますが【Fundamentals】ってなんぞや?となった人はその通りです。

【Fundamentals】というのは”基礎” という意味で、初心者を対象とした難易度の試験です。
機能を触ったことのない人、Azure AIに興味がある人を対象とした入門向けの試験です。

問題も、出来ることや機能の名前を見て何ができるかなどを答えたり
AIを利用する際の注意点やMicrosoftで定めている規約について答えたりと

試験の詳細

・試験の方式
試験は、指定の会場でパソコンにて行う【選択式】の試験です。
選択肢には、複数選択も出題され、一部問題はマウスにてキーワードを移動して穴埋めをする問題も出題されます。

・合格ライン
1000点満点中700点以上で合格で問題数は50問とのことでしたが、私が受験したときは合格ラインは変わらないものの、33問の出題でした。

ただ、33問といいながら
その中に3問選択肢が入っていて、それぞれ加点される問題もあったので実際は50問くらいあったかもしれません。

・受験料
受験料はお高めで13750円(税込み)です。
しかし、AI-900はMicrosoftが実施するトレーニングプログラム
【Microsoft Virtual Training Days】に参加することで無料で受験できるバウチャーを獲得できます。

開催時期は定期的に更新されているようなので、自分の受験する時期に合わせて参加してみるといいと思います。

AI-900は1日で約4時間くらいの開催になっていて、セミナーとしてはかなり有益でした。

・試験の範囲
こちらは、先にも書きましたが

・人工知能とワークロードの考慮事項について説明する(20-25%)
・Azureでの機械学習の基本原則について説明する(25-30%)
・AzureのComputerVisionワークロードの機能について説明する(15-20%)
・Azureでの自然言語処理(NLP)ワークロードの機能について説明する(25-30%)
(2023年5月4日現在)

試験の詳細に関しては、Microsoftの公式ページをご確認ください。
試験 AI-900 : Microsoft Azure AI の基礎

試験範囲は変更されることもありますので、公式サイトの内容は必ずチェックしましょう。

受験理由と前提条件

受験のきっかけとなったのは、この前に取得したAZ-900が大きいです。

資格勉強のモチベーションや効率として、先に学習した内容を生かさないというのは
選択肢として考えにくく、AZ-900の学習をする中で見た、サービスの別資格もあることから
Azure系の資格を次からは攻めて行こうと当時から考えてました。

その中で候補であり、現在のトレンドしてAI-900を選定したわけですが
やはりトレンドであり、開発競争など加熱していたことからか、Virtual Training Daysが未定となっており、開催されるまで待っていたところ、AZ-900を取ってから数ヶ月が立ってしまいました・・・・

先に同じ、Azure資格である、DP-900との受験も悩みましたが計画どおりに進めることにしました。
次はDP-900を受験しようと考えています。

前提条件としては、プロフィールに記載してある通り
芸術系大学卒で、IT・クラウドは全くの初心者で
普通に大学の授業や義務教育でPCやアプリケーションは触ったことあるよレベルです。
あとは、同じMicrosoft系の資格としてMS-900とAZ-900を取得済みというところでしょうか。

勉強方法

AI-900はAZ-900のように、豊富な参考書がある資格では無いようです。
よって、先に記載したVirtual Training Daysがまず最初の勉強となりました。

次にMicrosoftのラーニングパスを利用しました。
参考問題から解説までついていて、正直これだけでも合格はできたかもしれません。

Microsoft Learn :  AI-900 Azure AI Fundamentals

最後に仕上げとして、Udemyを活用しました。
Udemyは参考書が存在しない資格や知識について学ぶのには最適です。
個人から企業まで様々なe-Learningの教材が販売されているので、こういった資格の勉強をするときにはよく利用しています。

今回利用した問題集はこちらです。
【2023年最新版】AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals 模擬問題集

実際に試験を受けて思いましたが
マウスでドラックする系の問題や問題の中に複数問題があるタイプの問題はできませんが
内容は非常に近いもので最後の仕上げとしては十分でした。

価格は2400円ですが、Udemyは結構な頻度でセールをやっているので、今回は半額で入手しました。

今回は仕上げに使うくらいだったので、いつもよりは利用しなかったです。
試験前日くらいから2,3回繰り返した程度でした。

この問題集は全部で4つの問題集が含まれていて
AzureAIの基本的なところの問題が40問
あとの3つの問題集はすべて50問くらいの問題集になってます。

基本問題ができていれば、試験の問題としては、説明を見て
このサービスはこれ、この機能はこのサービス、この規則はどれと基本は分類していくような問題が大半なので基本で合格を取れていてば、残りの問題集はスラスラ解けると思います。

また、デジタルの利点として、買い切りの問題集なので試験内容が更新された場合でも
販売元が問題集を更新すれば、最新の問題集に生まれ変わります。

試験内容に更新があった場合にも、もしかしたら勉強を進めやすくなるかもしれませんね。

勉強期間は合わせて5日くらいで、過去に受けた資格の中でも一番勉強をしませんでした。
正直、サービスや機能の分類ができるようになれば十分に合格点に届くので

AIの資格というイメージとは、かなりかけ離れている感じです。

試験当日

試験日の当日は、15分前に指定の会場に到着するように指示されます。

試験日当日は、15分前に指定の会場に到着するように事前に指示されます。
理由としては、デジタル署名の手続きをしたり、写真撮影があったりと試験前の手続きが発生するためです。

持ち物は、政府発行の顔写真入りの身分証明書があれば問題ないので、免許証やマイナンバーカードが1枚あれば問題ないです。
上記をお持ちでない方も指定の組み合わせの証明書2点でクリアできるので公式サイトをご確認ください。
→ 試験に必要な本人確認書類に関して

手続き後、試験の実施となります。

試験自体は、そこまで難しくなく見直しも含めて20分くらいで終わりました。

試験後は、受付にて終了したことを伝え、替え玉受験などがないかを確認するためデジタル署名の照合を行います。

照合が完了すると試験結果のレポートを渡されて受験完了となります。

まとめ

・AI-900は、Microsoft Azure AIのサービスに関する試験
・難易度は初級
・勉強時間は5日程度
・問題集はUdemyを利用
・AI資格のイメージとは全然違う、あくまでMicrosoftのが強い

また、新たに資格を取得したらまとめたいと思います。

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